XComPRO SECSドライバは半導体及び液晶間の標準通信プロトコルであるSECS(SEMI Equipment Communications Standard)を、より簡単に使用できるようにする通信用ドライバです。また、RS-232C通信を利用したSECS-IとTCP/IPを利用したHSMS方式を同じ制御下で対応可能であるので、必要に応じて、同じ制御と使用方法において作業環境の 変化に効果的な対応ができます。
XComPROの特徴や主要機能
1) XComPRO特徴
- 特定のメッセージに対するHeader Onlyログ機能を提供
- Run Timeの設定対応
- ActiveX基盤のOCX形態
- SECS-I及びHSMS-SS同時の対応(コンフィギュレーションツールで設定変更)
- 様々な開発ツールの対応(Visual C++、Visual Basic、C#、Delphi、C++Builder)
- SECS通信エラー自動検査後Stream 9系列メール自動送信
- 1つのライセンスで8つのSECS通信可能
2) XComPRO 対応標準
3)SECS-I主要機能
- マルチブロックメッセージ使用
- SECS通信パラメータ設定をランタイム時に変更可能(T1、T2、T3、T4..)
- System Bytes自動管理
- 同一のヘッダを持つメッセージを受信した場合、Duplicate Block Detectionの対応
- 送受信メッセージについてインターリーブ機能の対応
4)SECS-II主要機能
- SECSメッセージトランザクション自動管理
- 応答メッセージが必要としないNo Replyメッセージの設定をランタイム時に変更可能
- リストアイテムと単純アイテムデータ形式の対応
5)HSMS主要機能
- HSMS-SS対応
- HSMS通信パラメータ設定をランタイム時に変更可能(T3、T5、T6..)
- Connection State対応
XComPRO使用例
XComPROの使用手順
推奨システム環境
- CPU : ペンティアムデュアルコア以上
- Memory : 2GB以上
- OS : Windows XP SP3/Windows Server 2003 SP3/Windows Server 2008/ Windows Vista SP1/Windows 7/Windows 8/Windows 8.1/Windows10
- Protection Key : Parallel Port又はUSB Port
※USB/ParallelタイプProtection Keyの保証期間は3年です。
保証期間後に不具合が発生した場合は、 有償にて交換できます。この場合は新品価格より安価で入手可能です。
製品Line-Up
- XCom SE(Standard Edition) : 一般装置用の製品、1つのライセンスで8つのSECS通信使用可能
- XCom EE(Enterprise Edition) : 様々な装置からSECS通信でデータを受け取って処理するシステムの構築用の製品、1つのライセンスで50個以下のSECS通信使用可能